不妊検査の項目でよく実施されるのが
卵管造影検査だと思います。
私も2023年2月に実施しました。
卵管造影検査とは?
子宮と卵巣を通す部分である「卵管」の通りを確認する検査です。
卵管は精子と卵子が出会う場所であり、
受精卵が通る場所でもあります。
卵管造影検査でわかること
・卵管の通り具合
・卵管の太さ
・卵管の出口周囲の癒着
・子宮の形
・子宮内腔の癒着
・骨盤腔内の癒着
不妊検査で原因を調べるうえでよく実施される検査です。
参考:子宮卵管造影検査とは?費用や時期は?痛みはあるの? - こそだてハック (192abc.com)
卵管造影検査って激痛って聞くけど・・?
卵管造影検査は不妊検査の中でも激痛と言われ
実施するのに心の準備が必要な検査だと思います。
実際わたしもネットやSNSでたくさん検索して、いろんな感想を見て
覚悟をして臨みました・・😅
正直な私の感想としては
覚悟していたよりは痛くなかった!です。
卵管造影検査がどんな流れで実施されるか
あくまで私が受けた順序ですがご紹介します。
参考程度に見ていただけると嬉しいです。
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検査日の決定
※卵管造影検査は生理終了後~排卵前に実施します。
生理が来てしまったら、病院を受診して検査日を決定します。
実施当日の注意事項や、当日朝服用する抗生剤を処方してもらい終了。
病院によっては検査曜日が決められており、自分の周期と検査希望日・実施日の
調整が難しい場合があります。
自宅での検査準備
検査当日は朝から絶食の指示。
前もって処方されていた抗生剤を飲んで病院へ。
婦人科関連の診察や検査は、内診台に乗ることがほとんどなので
スカートをはいて行きました。
病院に到着
検査実施の45分ほど前に病院に来るように指示がありました。
到着後はまず、痛み止めと座薬を投薬。
薬が効くまで30分ほど待合で待機しました。
検査の準備
薬が効いてきたころ診察室へ呼ばれました。
診察室で子宮内エコーの確認とカテーテルの挿入
スカートで行ったので、スカートを履いたまま下着だけ脱ぎ
下着にはナプキンをつけて持っていきました。
カテーテル挿入のタイミングで
生理痛のような重めの痛みが来ましたが、何とか耐えられました。
先生からも「ちょっと痛くなりますよ~」と声掛けがあり、覚悟できました。(笑)
第一関門突破です、、、
レントゲン室へ
カテーテルを入れた状態で
レントゲン室へ移動しました。
余談ですが、私が受診した病院は総合病院だったため
婦人科とレントゲン室の距離がありました。
そのため、車いすに乗って移動をしました。
受付の前を通ったので、注目されてちょっと恥ずかしかったです。(笑)
レントゲン室の診察台で横になって待機。
看護師さんが血圧をチェックして、先生がレントゲン室へ到着します。
ついに・・造影剤の注入
覚悟していた瞬間がやってきました。
消毒をして造影剤の注入が始まります。
この時も先生が「これからちょっと痛くなりますよ~」と
声掛けをしてくれたので、覚悟できました。
入れ始めると
カテーテルを入れた時と同様に、重い生理痛の感じ。
生理1.2日目に感じる生理痛の痛みに近いと思いました。
痛みよりも造影剤が入ることによる
下腹部の違和感の方が私は嫌でした。
レントゲンの撮影
造影剤を入れている間に2枚撮影がありました。
この時に、「大丈夫です。卵管は通っていますよ~」と
先生から言っていただけたので一安心。
造影剤が入れ終わったらカテーテルを抜いて
15分待機したのちに最後に追加で1枚撮影がありました。
この待機する15分がすごく長く感じた!!!
卵管が通っていて問題はないのに
1年以上妊娠できないのか?
など、安心と共に「じゃあなぜ?」という疑問も頭の中でグルグルしました。
検査終了・・!
撮影が終了したら、再度血圧を測ってレントゲン室での
診察は終了しました。
またしても総合病院内を車いすで移動して
婦人科に戻ります。
診察室で、改めて結果の説明を受けて
膣の洗浄と消毒をして終了しました。
検査にかかった時間と費用
卵管造影検査当日は
病院に着いてから終了まで3時間半くらいかかりました。
(薬の効き待ち等々も含まれます。)
私の場合、痛みは耐えられたので
元気な状態でもあり、すぐ帰ることができました。
激痛で辛くなる方もいらっしゃると思いますので
その際は病院で休んで帰ることになると思います。
お会計は
検査費用 4,860円 + 抗生剤 540円 でした。
(2023年2月に実施)
検査後の症状
当日は特に痛みや、体の違和感は感じませんでした。
当日は入浴禁止、シャワーの指示でした。
翌日の夕方に茶おりっぽいものを確認しましたが
出血等の症状はありませんでした。
1~2日は下腹部が重い感じがありましたが
普通に1日仕事しました。
卵管造影後は妊娠のゴールデン期!?
卵管造影検査をしてから約半年は
卵管の通りがよくなっているため
妊娠しやすい ゴールデン期と呼ばれています・・!
実際に卵管造影検査後の数か月で
妊娠したという結果も多いみたいなので
検査をすることで、前向きになれるかもしれません!
私はゴールデン期終了しても、不妊の状況変わらずなので
タイミングはやっぱり人それぞれですね・・。
検査の感想
痛み等は、それぞれの体の状況により異なると思います。
卵管が通っていないと、激痛と話も聞きますが
卵管の状況と痛みのレベルがそれぞれだと思います。
私は普段から生理痛があったり
おなかが弱く、腹痛になりやすいこともあり
痛みには耐えられたタイプだと思います。
また、卵管の状況については異常なしだったため
検査をして不妊の原因の心配要素を1つ消すことができたので
実施して良かったと思います。
検査の結果良し悪しに関わらず
自身の体の状況を確認できるので、実施をお勧めします。
卵管造影検査まとめ
・卵管造影検査は卵管の通りを確認する検査
・造影剤やレントゲンを使用する
・子宮や卵管の状況に関わらず、痛みは個人差がある
・検査をすることで、妊娠に近づくことができる場合がある(個人差あり)
・保険適用により5,000円前後で実施可能
これから治療を考えていたり
卵管造影検査の実施予定の方の参考になると幸いです。
こちらのブログでは
不妊治療にかかる検査や、日常に関することを紹介します。
皆さんにも私にも
はやく赤ちゃんと出会えますように。